高２生の皆さん、ご存知ですか！？

皆さんの大学入試は今年の１１月からスタートすることを！

センター試験が廃止され、マーク式の問題にプラスされ記述式の問題も課される共通テストに変わること、英検やＧＴＥＣといった英語の外部検定試験が大学入試に導入されること、ＡＯ入試や推薦入試がなくなり（※１）、それらの入試にも学力試験が課されること、全ての入試区分において調査書が用いられることなど、いくつもの変更点があることは、既にご存知のことと思います。

では、その大きな変更点の１つである英語の外部検定試験の導入についてですが、皆さんが大学入試で利用する場合、対象となる検定試験は、高校３年生になってからの４月～１０月までに実施される検定試験に限られる、ということはご存知でしょうか？つまり、現時点で仮に英検２級を取得していたとしても、ＧＴＥＣで９１０点以上（※２）のスコアを取っていたとしても、それらを大学入試で利用するには、３年生になってからもう一度受検し、合格しなければならないのです。

また、４月～１０月に実施される検定試験は、その期間内に何度も受検できるのではなく、２回だけしか受けられないのです。ですから、もしも、１回目で希望のスコア、級を取れなかった場合、チャンスはもう１回しかないということです。外部検定試験を採用している大学のうち、加点方式を採用している大学が６１.３％（２０１９ 年度・一般入試）にも上ることから考えても、入試により有利となる級を取得していた方が良いと考えるのは当然です。

しかし、その勉強を３年生になってから始める…というのは、遅すぎるということは容易に想像できるのではないでしょうか。そして、更に言うと、外部検定試験や共通テストの成績管理は、それぞれの生徒にＩＤを振り分けてそのＩＤのもとで管理をすることになるのですが、そのＩＤの申請が高校２年生の１１月から始まるのです。ということは、制度の面からいっても、１１月にはもう大学入試が始まりますよ！？と言っているようなものなのです。

ここまででいくつかの内容をお伝えしましたが、既にご存知の方もいらっしゃると思いますし、初めて聞くといった方もいらっしゃると思います。いま一番大切なことは、まず情報をしっかり得ること、そして、その情報をもとにいち早く対策をしていくこと、です。

そこで、来る１０月１９日（土）に大学入試セミナーを高校生・保護者の方向けに実施いたします。上記の内容をより詳しくご説明するとともに、平成２９年に実施された２回のプレテストからみえてきた皆さんが受験する共通テストはきっとこうなる！という方向性についてもお話ししたいと思います。参加ご希望の方は、アルファ進学スクール射水校までご連絡ください。

※１　ＡＯ入試は総合型選抜、推薦入試は学校推薦型選抜に名称変更
※２　金沢大学で採用　英語の点数80％以上に換算