期末テストまでにやるべきこと
先週、学校課題ワークを習ったところから少しずつ進めておいてテスト範囲がわかる
ころには1回目を解き終わっている状態にしておくことが大事!ということで、2回
目を解いたときに分かる勉強の優先順位についてアドバイスさせていただきます。
前回、A~Dまでの4つに分類されるところまでお伝えしましたので、その続きとなります。
※前回の入善校の教室ニュースを未だご覧になっていない方は一度目を通していただいてからお読みください。
A: 2回とも正解しているということはほぼ身についているので問題なし。
ただし、解くのに時間がかかりすぎている場合は別です。より速く(正確に)解けるようにしておきましょう。
B: 2回のうちどちらか不正解だった問題は、いろいろなパターンがありますね。
*1回目正解したが2回目で不正解。
→ ケアレスミスの場合も含めて記憶または解法がうろ覚えの状態と言えるので、
本番のテストではまだまだ失点につながる恐れがあります。
優先して3回目にトライして正解が出せるかどうかをチェックしておきましょう!
* 1回目は不正解で2回目は正解。
→ 1回目で解き方を理解した、または必要なことを覚えた状態と言えます。
そこで安心せずに、最優先して3回目の解きなおしをして、確実に定着させる
ことをお勧めします。最も得点源になる問題といえます。
C: 2回とも不正解の問題は、1回目の答え合わせの後で、「必要なことを覚える」
こと、「解法をきちんと理解する」ことがちゃんとやれていないまま2回目を解いていませんか?
1回目の答え合わせの後に、必要なことを短期記憶の状態までもっていくこと、
解き方を理解して正解が導けるかをちゃんと確認するようにしておきましょう!
D: 手がつけられない、答えを見ても意味が分からない問題は、今はスルーしましょう。
この問題が解けるようになるために必要な時間をBとCの問題に費やしてください。
BやCがスムーズに解けるようになれば、Dのような問題を理解できる土台ができてくるはずです。
平均点が取れない人は、Aパターン(2回解いて2回とも正解できる)の状態にもっていきましょう。
まずは基本問題がスラスラできるようになることが大切!
それができれば、その基本をもとにした「ちょっと応用された問題(Bレベル問題)」を理解する力、
正解できる力が身についてきます。そうすれば、Bレベルの問題を得点源にできますので、
十分に平均点を越える力がついているはずです。
Bレベルの問題が、より速く、正確に解けるようになってくれば、Cレベルの問題(応用問題)
を得点源にする力がついてきているはずです。80点前後の得点も可能になるでしょう。
ちなみにDレベルは難易度の高い問題といえますので、将来的にさらに高得点に挑戦したいときまで
今は手を出すべきではないでしょう…。でも、いずれ必要な力が身についてくれば、きっと得点できるくらい
になっていますので、毎日少しずつの積み重ねです!
日々積み重ねて努力することができるようになれた人は、将来自分がやりたいことを見つけたときに
その経験を活かせるはずです!テスト勉強というのは、いい点数を取ることがその時の目標ではありますが、
勉強の目的ではありません。将来「なりたい自分」になるための準備、それが勉強の目的なのです。
自分の将来につながる努力を「今」やりましょう! 応援しています‼