中学校はもうすぐ期末考査です。今回のテスト範囲にはどの学年にも割合が含まれます。１年生は数学の文章題，２年生と３年生はそれぞれ理科の湿度とエネルギー変換効率です。というわけでこんな問題を用意しました。どちらも塾での指導時に間違いが多かった問題です。

問A. 200人の割は何人ですか。

問B. 1500円の%引きはいくらですか。

問A. 200人の割は何人ですか。

さて，問Aを「200/a人」とする間違いはたびたび目にしました。正解は「20a人」です。

a割をa/10に直して200にかけます。まずはこのことを正しく覚えましょう。

問B. 1500円の%引きはいくらですか。

問Bは誤読が起こりやすい問題です。a%引きのところです。「(1500-150a)円」になれば正解です。

割合が苦手という声は多いです。まずは上の２点を必ず押さえておきましょう！

そして小学生5年生以上の皆さん、算数で習う百分率や割合の問題は、

「く（比べられる数）・も（もとになる数）・わ（割合）」という公式に当てはめるだけではなく、言葉の意味をよく考えて、式を導き出せるようにしたいですね 😀