算数力・数学力がある子に育てるために鍛えたい2つの力
「算数力・数学力がある子」に育てるために鍛えたい2つの力
お子さんが小さいうちに鍛えておきたい算数力・数学力は2つあります。
それは,計算力と論理力です。論理力は,AならばB,BならばCと推理する力です。
数学力がある子は総じてこれらの力にたけていると感じています。
では,どのようにすればこれらの力は鍛えられるのでしょうか。
まず,計算力として大切なことは,当たり前ながら,四則計算がきちんとできることです。そのために,ドリル学習は有効です。しかし,あまりに分量が多いと退屈してしまったり,ときとして“算数嫌い”を発症してしまったりするかもしれません。
まずは,取り組むことが楽しいと思えることが肝心です。そこで,前回の記事でご紹介した「Make Ten」をおすすめします。
(例題)2,3,6,6 → 3×6-2-6=10
この例題の解答はほかに10通り以上あります。このような,正解がひとつではない問題はいろいろな答えを模索するモチベーションになります。それらを一生懸命に考えることで,計算力や集中力は培われていきます。ナンバープレートや切符の数字を使ってできるので,渋滞時や待ち時間などにぜひ遊んでみてください。