まずは友達から 苦手科目にお困りのみなさんへ
みなさんは嫌いな教科はありますか。数学・英語・理科・社会・・・、むしろ「嫌いな教科なんてない」という人はほとんどいないのかもしれませんね。そのような苦手な科目にどう向き合っていけばよいのか、考えてみませんか。
僕は小学生の頃から算数(中学生以降は数学)が大の苦手でした。何度何回練習してもコツが飲み込めず、テストではいつも「この問題は確かこんな感じの式でよかったような・・・」というかなりあてずっぽうな解き方をしていました。当然、そのような調子でよい点数が取れるわけはなく、毎回惨憺たる点数でした。そんな状態が中学生になっても、高校生になっても続きました。
そんな僕が数学を教えられるまでなったのは、「数学を嫌いにならなかったこと」が大きな原因ではないかと考えています。「野球が嫌いなプロ野球選手」がいないように、嫌いなものは絶対に上達しません。まずは嫌いな教科に対して「得意(大好き)にならなくても、今より上手に(あるいは好きに)なれたらそれでいい」という気持ちで接していけばいいと思います。
また、1日30分でもいいから毎日苦手な教科を勉強することも有効な方法だと思います。最初は10分考えるだけでも嫌でしょうがなかったのが、徐々にそれほど苦痛にならなくなってきます。勉強する内容もごく簡単なことでも構いません。できる所から始めて、少しずつ苦手な分野に挑戦していけばいいと思います(僕の場合は、教科書やノート、ワークを毎日見直していました。疑問に残った所はじっくり考えたり、先生に質問したりしてわかるまで練習しました)。
まずは嫌いな教科と仲良くなることから始めてみてはいかがでしょう。そのためには毎日少しずつ顔を会わせていくのがお勧めです。あせらず、少しずつ頑張っていってください。
アルファ進学スクール滑川校 長木貴嗣