才能は作るもの 「ちびた鉛筆の教え」より
「一週間ぶりのご無沙汰でした」ならぬ、一ヶ月ぶりのご無沙汰です。
梅雨真っ只中ですが、いかがお過ごしですか。
さて、タイトルの「ちびた鉛筆の教え」ですが、これは僕が小学生の時に道徳の教科書にあったお話です。神津カンナさんという作家さんが作曲家のお父さんに「どうしたらいい作家になれるかな」と尋ねると、お父さんが箱一杯に詰まった小さくなった鉛筆を見せて「自信がないならこうやって才能を作りなさい」と教えた…、という内容です。子どもながらに「なるほどな」と感心し、20年近く経った今でもよく覚えています。
大学受験の時、この話を参考にして二冊のノートを作りました。中には最初から最後まで英単語がびっしりと書いてあります。勉強のためというよりも「これだけたくさん勉強したのだから絶対大丈夫、合格できる!」と自分を励ます「お守り」の意味で作りました。受験が終わった後もなかなか捨てられず、結局今も家の押入れに深く眠っています。
*本当はそのノートを写真でご紹介しようかと思ったのですが、少しお見苦しい状態だったのでやめておきました…。
自信を持つことはとても大事です。自信は緊張や不安を吹き飛ばし、力を最大限に発揮できる状態にしてくれます。それでは自信をつけるためにはどうすればよいか。それには努力するしかありません。努力によって作られた自信は「自分を落ち着かせてくれる最高のお守り」となってくれることでしょう。神津さんのお父さんの鉛筆のように。
みなさんも自分だけのお守りを作ってみてはいかがでしょう。