教室ニュース 滑川校ニュース夢で会えたら… 寝ても覚めても夢中になれること

夢で会えたら… 寝ても覚めても夢中になれること

夢で会えたら… 寝ても覚めても夢中になれること

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

本来ならば楽しくのんびり過ごすお正月でも、受験生の皆さんは一生懸命勉強に取り組んでいたことと思われます。「受験生のお正月は3月だ」とよく言われます。春の訪れとともに、合格の喜びをかみしめられるよう頑張ってくださいね。応援しています。

 

話は変わりますが、古典、特に和歌を読んでいると「恋しい人を思うあまり、その人が夢の中まで出てくる」というロマンティックな記述がよく出てきます。「会いたくて仕方がない、実際に会えないならせめて夢の中ででも…」と、そこまで誰かのことを思うのは素敵なことですね。              

 

学生時代、とある先生に「苦手な科目(数学や理科)が得意になるようにはどうしたらいいですか」と聞いたことがあります。すると先生は「その教科を勉強している夢を何度か見るようになれば、点数に変化が出てくるかもね…」とつぶやかれました。

 

具体的なことは何もおっしゃってくださらなかったので、試行錯誤の日々が始まりました。一日に何度も教科書を読みふけり、ノートを数冊数式でつぶしたり、挙句の果てには参考書を枕の下において寝たり…。すると、ある日の夜、ひたすら計算をしている夢を見ました。その後も「問題が解けずに苦しみながら目が覚めた」、「寝る前に考えていた問題を夢の中でも考えていた」ということが何度かあり、同時に数学や理科の点数も少しずつ上がってくるようになりました。

 

おそらく先生は「夢の中に出てくるくらい、夢中になって勉強しなさい」おっしゃりたかったのでしょう。そこまで努力すれば自然と結果は出てくる、というわけです。勉強に限らず、スポーツや趣味などにも同様のことが言えると思います。「夢の中に出てくるくらい夢中になれるものがある」、それもまた素敵なことですね。