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秋はご用心?

秋はご用心?

夏の暑さも徐々に和らぎ、心地よい秋風が吹く時期になってきましたが、いかがお過ごしですか(ちなみに私は最近虫の声をBGMに読書するのに凝っています。ただ、そのまま眠りに落ちることもしばしば…)。ここ滑川校では体育大会が終わってホッと一息という人や、運動会を間近に控えて緊張や不安を抱えている人など、さまざまです。

 

いよいよ2学期が始まりました。中学1年生や高校1年生の人は学校生活にも慣れてきて、気持ちにも余裕が出てきたころではないでしょうか。ですが、油断は禁物。2学期は学校の勉強が難しい分野に入っていく時期です。中学校数学を例にとりましょう。1学期は計算問題や基本問題がたくさん出てくる、いわば「準備段階」と言えます。そして、2学期では1学期に練習した内容を駆使して応用問題を解いていくという「発展編」に入ります。具体的内容として、中学1年生2学期の数学には「方程式」「比例・反比例」といった、1学期に練習した「文字式の計算」を使った文章問題が数多く出てくる単元が登場します。中学2年生2学期では「1次関数」「証明」など、1学期で習った「多項式の計算」や「文字を使った説明」といった問題をさらに発展させた単元に入ります。中学校3年生2学期では「2次方程式」「2次関数」「相似」など、1学期に学習した「平方根」「因数分解」の知識がないと絶対に解けない単元が続々出てきます。ここで例に出しました「方程式」「比例・反比例」「1次関数」「証明」「2次関数」「2次方程式」「相似」は、毎年多くの人がわからなくなる単元でもあります(かく言う私も学生時代大変苦しめられました)。

 

これらの単元は確かに難しい内容ですが、「どうしてこういう解き方をするのか」「この式はどういう意味だろう」という式や解き方の意味を納得するまで考え、自分ひとりで答えを出せるまで繰り返し練習していけば決して恐れる必要はありません。滑川校でも、塾生みんなにはわからない所を一つ一つ質問して解決し、スラスラと解けるようになるまで繰り返し練習してもらっています。みんな最初は苦しそうに問題を解いていたのが、やがてスムーズに解答を出せるようになります。やはり苦手の原因は、内容が難しくてわからない→練習したくない→授業がさらに進んで余計わからない…の悪循環にあるようです。

 

「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」「食欲の秋」、あるいは文化祭や学習発表会、合唱コンクールなど、秋は楽しい行事やイベントが盛りだくさんです。そんな楽しい秋を満喫するためにも、2学期の勉強もぜひがんばってください。

 

アルファ進学スクール滑川校 長木貴嗣