工作と数学、スポーツと英語、意外な共通点とは?
9月になってもまだまだ暑いですね。そろそろ夏の疲れも出てくる頃かと思われますのでくれぐれも体調管理にはお気をつけ下さい。
皆さん、「学校の教科で好きなものは何ですか」と問われたならば何と答えますか。多くの人が「図工!」「体育!」と答えられるのではないでしょうか。確かに図工でいろいろなものを作ったり、体育でスポーツで汗を流すのは楽しいですよね。
今回はそのスポーツや図工(工作)と英語や数学との共通性についてお話させていただきたいと思います。
英語とスポーツは良く似ています。スポーツが上手に出来るようになるには「筋力アップ」と「技術の向上」の両方が不可欠です。速く走れるようになるには足腰を鍛えることが大事ですが、一方で「手を大きく振る」「足を高く上げる」などといった速く走る技術も必要なのです。
一方、英語が上達するには「単語をたくさん身に付けること」と「文法や長文問題の読み方を理解すること」が挙げられます。特に大事なのは「単語をたくさん身に付けること」。文法は何度か練習していけばコツはつかめますが、単語を覚えるにはその倍以上の時間と労力を必要とします。単語の読み書きは確かに大変ですが、できるようになれば長文問題や英作文といった応用問題もできるようになります。
つまり、単語を練習することはスポーツでいう所の「筋力トレーニング」にあたると言えます。一方で「文法や長文問題の読み方を理解すること」は「速く走るための技術」といったところでしょうか。この二つを鍛えていくことで英語はメキメキ上達していきます。
スポーツにおいて日々つらい練習を継続して行うことで確かな力が身につくように英語も日々の努力によって上達の道が開けてくるのです。
…いかがでしたでしょうか。次回は「数学と工作との共通点」についてお話させていただきます。それではまた。