キッズくらぶのご紹介
勉強の楽しさ、できる喜びを体験し、勉強の習慣を身につけるコースです。
進級式の教材を使い、自分のペースで無理なくステップアップできます。
お子様一人ひとりが楽しく机に向かえるよう、専任講師がサポートします。
学年を超えた学習も可能です。
(キッズだより 2011年5月)
若葉が大きく葉を広げ、新緑の木々はもこもこと成長しています。その木々を背景にして子供達がにぎやかに下校しています。ランドセルを背負う背中も家に帰るころにはぐっしょり。今日一日、子供達も頑張ってきました。
我が家の子供も元気よく話をはじめる日もあれば、そうでない日もあります。
「もう動けない!」「のどがカラカラ」
玄関でグズグズと言い始めました。(あ、はじまった!)私は一瞬考えます。
「暑かったね、えらかったね。早く手を洗って、何か飲もう!」
このセリフにどんな表情をプラスしようか、と。
子供の気持ちの表現の仕方は一人ひとり違いますし、日によっても違います。学年が進んでいくと、自分の気持ちを素直に表現したり伝えることができなくて、余計に複雑になってきます。それは当たり前のことだし、心の成長でもあると喜び、理解もできます。しかし、それと向き合う時、親である私もしばしば困惑するのです。
そんな時こんな絵本に出会いました。
『あなたがだいすき』(リザ・ベイカー作 デイビッド・マクフェイル絵 日当陽子訳 フレーベル館)
色々な親子のやりとりがあり、私なら怒ってしまうような場面でも、「あなたがすき」とお母さんは言います。そして最後に「あなたが、あなただから、あなたがだいすき!」と締めくくられています。
普段言いにくい言葉や恥ずかしいセリフも、本を通してならきっと伝えられます。ぜひ大きな声に出して、「大好き!」と伝えて下さい。きっとお子さんも笑顔いっぱいで言ってくれるはずです。「お母さん、大好き!」(*^_^*)